どっちがおすすめ?フリーランスと社員の美容師メリット・デメリット

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どっちがおすすめ?フリーランスと社員の美容師メリット・デメリット

フリーランスと正社員の違い

フリーランスと正社員の違い
終身雇用が崩壊しつつある現在、美容業界においても同じことがいえます。

特に美容師は首都圏を中心に、フリーランスの美容師として働く人が増えてきています。

またフリーランスとして働きながら半正社員として働くことのできる委託業務や、ミラーレンタルとして独立という働き方もあります。

今回は美容師として働くにあたり、フリーランスとして働く美容師と正社員として働く美容師の違いについて解説していきます。

それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

今の職場環境に悩んでいる方は参考にしてみてください。

社員・フリーランスとして働くメリット

社員であることの一番のメリットは、福利厚生です。

社会保険に入ることができるため、年末調整や確定申告、保険の申請などすべて会社がやってくれるので手間が省けます。

多くのサロンが固定給+歩合制を取り入れており、体調を崩してしまった時でも固定給は保証されます。

有給休暇や育児休暇などを手厚く保証してくれるサロンも多く、福利厚生のしっかりしている企業であればお得感を感じることが多くあります。

また技術面においても一般的なサロンではアシスタントを雇用しているため、多くのお客様に入客できる機会が増えるのでカットなどのスキルを磨きやすくなります。
一方、フリーランスの美容師は自由度が高いのが特徴です。

勤務時間の自由がきくため、社員であれば休みを取りづらい土日でも休みを取ることが可能です。

ミーティングなどもなく無理な残業も必要がないため、プライベートを充実させやすくなります。

サロンの掛け持ちや、美容師以外の副業をすることも可能なサロンも多くあります。

自由に自身のSNSで集客することも可能な場合が多いのも、メリットの一つです。

また社員の美容師に比べて歩合率が高い場合が多く、歩合率は40~60%ほどのサロンが一般的です。

そのため働いたら働いた分だけ給与を上げることが可能であり、人気の美容師になれば給与が上げやすくなります。

施術面に関してはフリーランスの美容師であれば一人のお客様に対して接客からシャンプー、カットやブローまですべて担当するので一人のお客様とじっくり向き合うことができます。

また働くサロンに馴染めなかったとしても、フリーランスであれば期間契約になっていることが多いため、退職しやすいのもメリットです。

社員・フリーランスとして働くデメリット

社員であることのデメリットでよくあげられるのが、歩合率の低さと拘束時間の長さです。

一般的なサロンであれば歩合率が平均10~15%程のことがほとんどで、指名とフリーで歩合率が変わらないサロンが多くなっています。

月平均の労働時間が平均で300時間、休日も月6~7日と働く時間や日数が決まっており、土日に休みが取りづらい場合がほとんどです。

また営業前後のミーティングやアシスタントの練習会など、営業時間以外にも拘束されることが多くあります。

また職場に馴染めず退職したいと思っていても、責任感などから辞めづらいという人も多くいます。

価格設定や集客なども自分で決めることができない場合が多く、自由度が少ないというデメリットもあります。

「フリーランスとして働く一番のデメリットは、保証がないこと」と答える美容師が多くいます。

最低保証がない場合が多く、ケガや病気などで長期間休んでしまったらその分給与が減ってしまいます。

そのため収入が不安定になりがちです。

また確定申告や保険、開業手続きなど自分でしなければならず、手続きの手間がかかります。

自由度は高くなりますが研修や練習会がほとんどないためスキルアップは自分で行う必要があったり、スタイリストランクがなくなるため、指名料は全スタッフ一律という場合がほとんどです。

まとめ

プライベートを充実させたい、事務的な手間があっても指名のお客様が多く給料アップが見込めるならフリーランスという働き方が向いています。

フリーランスは保証がないため、自己管理ができるかどうかも重要になってきます。

一方安定を求めるなら、社員として働くことをオススメします。

家庭を持っている美容師は、家族から社員のままでいてほしいといわれることも多いそうです。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、自身に合った働き方を見つけてみてくださいね!